明日会社がなくなっても

明日会社がなくなっていても動揺しないように、情報を残していきたい

PyCon2018に参加しました

PyConとは

PyConJp2018の概要

https://pycon.jp/2018/

参加費

  • 参加費は高い?Patronは40000円
  • Buisinessで参加しました

スポンサー

https://pycon.jp/2018/sponsor * テックビューロ: Diamond * メルカリ: Gold * GROOVE X: Gold 仮想通貨は儲かっている?

基調講演、招待講演

  • Kaufmann Manuel
  • 磯 蘭水
  • 中山 浩太郎(東大の松尾さんが欠席になったため)

通常講演、Lighting Talk

https://pycon.jp/2018/event/conference https://pycon.jp/2018/event/sessions * 講演のレベルが、Beginner, Intermediate, Advance, Allの4つ * 講演は5〜6会場

PyCon2018 Tutorial

参加したきっかけ

  • 今までカンファレンスに参加したことがなかったので、参加してみたかった おもしろかった講演

Kaufmann Manuel(基調講演)

https://www.youtube.com/watch?v=KwmF5wyY2C4 車で旅行しながらPythonを南米に普及させた熱い男の話(Python Argentina) モチベーションが上がる講演だった。 以下、メモ * コミュニティに恩返しをどのようにすればよいか? * 車の中にベットを作り1人旅行して、広める。→ 彼女に振られた。 * ヤギに車を壊された * ジャグリングも学んだ * プログラマだけでなく人。coding,coding,codingだけではダメ。

REST API に疲れたあなたへ贈る GraphQL 入門

RESTの問題

  • API仕様のドキュメント管理が大変
  • APIのドキュメントと実装がずれてケンカ
  • 1ページを表示するのに何個もAPIをたたかなければならない

GraphQL

  • RFCドラフト
  • RESTの次に来る
  • クエリ言語
  • 型指定可能
  • クライアントが必要なものだけをリクエス
  • AWSのAppSync便利
    • ドキュメントの自動生成
    • Queryの実行環境がある
    • APIのたたき方はAppSyncで確認できる

感想

  • AppSync便利!
  • AppSync以外でGraphQLを使うには?
  • 招待講演する?

メルカリにおける AI 活用事例(千葉 竜介)

https://pycon.jp/2018/event/sessions

niconicoにおけるコンテンツレコメンドの取り組み

https://pycon.jp/2018/event/conference

自己紹介

類似生主レコメンダ

  • トピック分布
  • sklearn : Latend Dirichiet Allocation
  • perplexity
  • spark
  • CountVecotrizer
  • Pipeline
  • トピック数を25個としてモデルにした
  • タグ関係ツリー:親子関係がある
    • 共起度、シンプソン係数

グレコメンダ

  • Sparkで10分間で計算する

    リアルタイムレコーダ

  • Jubatus: PFN×NTT

  • 協調フィルタリング

    レコメンダコーディネータ

  • レシピ:yaml

  • InfluxDB, Grafnaでクリック率の可視化

  • API: Tornado

  • Docker, Kubernetes Cluster

    モデルのデプロイ方法

  • redisに格納

    サービスの監視

  • DataDogで監視、Slackに通知

    質疑応答

  • 現状モデルのバージョン管理はできていない。バージョン管理していきたい。

    感想

  • 知らない単語がいっぱい出てきた

  • わからない言葉はたくさんあったけど、退屈しない講演で、充実した時間だった

その他聴いた講演

東大松尾研流 実践的AI人材育成法

PyCon JP における子ども向けワークショップの活動事例と実施の意義

自分が欲しいものをPythonで書く方法(Python for Myself)

Pythonでやってみた」:広がるプログラミングの愉しみ

聴いていなけどおもしろそうな講演

実践・競馬データサイエンス

https://logmi.jp/313650

Pythonistaの選球眼(せんきゅうがん) - エンジニアリングと野球の目利きになる技術

https://logmi.jp/313910

RustとPython

https://logmi.jp/313765

料理やグッズ

グッズ

  • Tシャツ
  • pandasチートシートが掲載されたクリアファイル
    • 便利!
  • 各企業のステッカー(zen of pythonなど)
  • カバン

    料理

  • おいしい!豪華!

  • おやつのクッキーにPythonのロゴが付いている
  • ペットボトルのラベルにPythonのコードが書いてある

    企業ブース

翔泳社の書籍が20%オフ * zozoスーツ購入可能

その他

  • 会場のWi-Fi速い
  • 電源タップあり

    興味ある講演が満席問題

  • 人気がありそうな講演(競馬や選球眼など)は、ほとんど満席になる。

  • 人気な講演はサテライト会場で視聴できるが、どの講演がやっているかは分からない
  • 聴きたかった講演が聴けない!
    • 会場Aに行くが満席→会場Bへ行くが満席→人気だからサテライトやっているかも。サテライト会場へ行くが、やっていない。そのまま興味ない講演を聴く
  • 対策: 人気のありそうな講演を聴く場合は、あらかじめ前の時間帯から会場に座り、興味ない講演を聴いていた。なんだかなー

    全体の感想

  • Django, 機械学習/データ分析、「Python使ってやってみた」の発表が多い

  • Youtubeに動画がアップロードされているなら、参加しなくても良いかな。。。聴きたい講演も聴けなかったし。。。
  • とはいえモチベーションは上がった
  • PyConに参加する前までは、カンファレンスは上級者が参加するものだという考えだったが、むしろ初心者が参加すべきだという考えに変わった。
  • 来年のPyConはたぶん参加しないけど、Python以外のカンファレンスには参加してみたい!

初めてIT系のカンファレンスに参加しました。

今まで私は、IT系のカンファレンスを学会のようなものだとイメージしていました。最先端の技術に関する発表が多く、その技術に関して熟知していないと、参加しても理解できない、と思っていました。

しかし、PyConは初心者向けや全体向けの発表が多く、Pythonの基本的な知識(構文やライブラリの概要)を知っていれば、十分理解できました(PyConの講演のレベルはBeginner, Intermediate, Advance, Allの4つだが、Advanceは1つしかなかった。ただし、Advanceにすると参加者が少なくなるとか、これくらい知っていて当然だよね、という理由からBeginnerやAllが多いのかもしれない)。

なので、IT系のカンファレンスは、技術に熟知している人よりも、技術にそれほど詳しくない人や、これから詳しくなりたい人が、参加した方が良いと思いました。これから学ぼうする人にとっては、すべての講演が新鮮で、開発や学習のモチベーションが上がると思います。逆に技術に熟知している人は、既に知っていることがほとんだったりで、カンファレンスに参加しなくてもWeb上の記事を読むだけで済むのではと思いました。

来年のPyConはたぶん参加しないと思います。理由は①Youtubueでライブ配信されるので、わざわざ東京に行く必要がない、②席の関係で興味ある講演が聴けない可能性がある、③参加費が高い、です。今回の支出は、交通費20000円、参加費15000円、宿泊費8000円の合計43000円です。会社が出してくれたので問題はないのですが、それでもやっぱり高いと思います。その変わりPyConではなくScalaMatsuriやHTML5 Conferenceなど、Python以外のカンファレンスに参加してみたいです。