明日会社がなくなっても

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絵本の読み聞かせ第2回目

絵本の読み聞かせに参加しました。 本日のお客さんは子供が4人。 天気が良いため、普段よりお客さんは少ないみたい。 まあこんな日は外に出た方がいいよね。

本日、私は2冊読みました。

とうさんまいご (五味太郎しかけ絵本 (2))

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絵本の感想

私がこどものときに買ってもらった絵本です。 子供のとき、五味太郎仕掛け絵本が大好きでした

改めて読んでみると、仕掛けでない部分の絵がおもしろい。 いろんな人物が描かれています。

  • シャレたマネキンに触っている、ポケットに酒瓶?を入れたホームレス。
  • 椅子の上に立って遊んでいる男の子
  • 小さい戸棚に入って遊んでいた?女の子を、叱っているお母さん
  • エスカレータの手すりの上に、車のオモチャを乗せて遊んでいる男の子

ホームレスのおっちゃんを絵本に描くのか。。。 子供に質問されたら、なんて親は答えるんだろう。。。

ということも想定して、五味太郎さんは描いているんですかね。 いろんは大人、子供がいるんだぞ、という思いを込めて。

読み聞かせの感想

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仕掛け絵本なんで、めくるのに注意しなくてはいけない。 間違えて先のページを開いてしまったら、せっかくの仕掛けが台無し。

「お父さんの縞々ネクタイだと思ったら、女性の衣装の模様だった」というページで、子供が「ネクタイー」とつぶやいてくれました。 確かにここのページは少しびっくりだよね。 「女かよ」と。

仕掛けが分かりにくいかなと思ったので、仕掛けになる部分に指を差して読みました。 たとえば「あのくつ….」の部分では、靴に指を差しました。

この絵本は「子供との会話」が必要な絵本だと感じました。 子供は黙ってしっかり聴いてくれたんだけど、私は子供が喋ってくれることを期待していました。 そうするためには、「今度は本当にお父さんかな?」とか、「違ったねー」とか会話すべきだったかな。 ちょっとまだ恥ずかしさがある。 子供の顔もあまり見られなかったし。

「ないた」中川ひろたか 作、長新太

絵本の感想

いろんな「ないた」が出てきます。

私は子供のとき、よく泣きました。 1日に何回も泣きました。 友達にからかわれると、すぐ泣きます。 そしたら、友達に「泣くのは卑怯だ」と言われ、また泣きます。 親からは「涙枯れるぞ」と言われたような気もする。 岡本真夜の「Tomorrow」を聴いても、泣きました。 「涙の数だけ強くなれる」なんて、嘘だなと思っていました。

そんな自分が子供のときに読んでいたら、どう感じていたのだろう?と思った絵本です。

でも、おかあさんの おふとんにはいったとき、おかあさんの めから なみだが でた。 つーっと、まくらに ながれて おちた。 ないてるのって きいたら「ううん」って、いった。

この「大人が泣くのを認めない」ことを表す部分が好きです。

どちらかというと、子供ではなく大人の方が「何か」を感じる絵本ではないかと思います。

絵本の感想

最初は「~してないた」という文が続きます。 単調に読むのではなく、少し違いを付ける必要があると思います。 「うれしくて ないた」なら、ほんの少し嬉しそうに言ったりなど。

間が難しい本です。

読み聞かせメンバーの一人が、「読んだことなかったけど、いいね。今度は私も読んでみよう。」と言ってくださりました。 それが、何より嬉しかったです。