絵本の読み聞かせボランティに所属して、もうすぐ1年が経ちます。 総括しました。
読み聞かせボランティについて
読み聞かせボランティの活動内容
- 毎月1回、図書館の「読み聞かせ室」で絵本の読み聞かせを行う
- 読み聞かせ時間は30分で、読み聞かせスタッフは2~3人。1人2~3冊読む。
- 聴きに来る子供は3~7人で、3~8歳。(私が参加する日の場合)
- 年に2~3回、ボランティアの発表会があり、読み聞かせだけでなく影絵や人形劇、エプロンシアターなども行う
読み聞かせボランティアに参加したきっかけ
2016年の8月、一人暮らしをやめ実家に戻りました。 「せっかく実家に戻ってきたのだから、何か実家でしかできないことはないかなー」と考えていました。
大学時代は落語研究会に所属していました。自分の思考を整理して話すのは苦手ですが、人前に出て何かテキトーなことを話すのは好きです。 でも落語を覚えるのは体力と時間がかかる。もう少し気軽に人前で話せないかなと考えていた時に、思い付いたのが絵本の読み聞かせです。
ボランティアに入るまで、絵本には全然興味がありませんでした。
※子供のときからボランティアの存在は知っていまして、高校時代は「ちょっとやっていみたいなー」とも思っていました。
※一人暮らししていた地域でも読み聞かせボランティアはあったので、実家でしかできないことではありません
今年度の活動
- 2016年11月頃、図書館に相談。そしてボランティアの活動を見学。子供たちがいる中、おっさん一人が見学しているのは少し恥ずかしかった。
- 2017年1月、ボランティア養成講座、全3回を受講。この講座を受けないと、ボランティアには参加できない。
講座は全て平日の午前。午前中の仕事を休み、講座を受講。
- 紙芝居や絵本の方法を教えてもらった。
- 絵本とは?読み聞かせとは?という考えを聴き、「読み聞かせやりたい」と思った
- 「絵本を読み終わっても、感想を求めない」という考えが好き。
- 2017年4月から毎月1回、図書館の読み聞かせに参加。1~3冊読める。
- 2017年7月、読み聞かせの発表会で表情人形劇に参加。練習するための時間を調整するのが、大変だった。
- 2017年11月、読み聞かせの発表会で、影絵のナレータを担当。
来年度の目標
- 「やさいのおなか」のようなクイズ系の絵本が読めるようになること。今は、子供とコミニケーションを取るのが苦手。
- 聞き手を、適切なタイミング見られること。今は、本ばかり見ていて、聞き手の方を見られていない。
- 正しいアクセントで話せるようになること。アクセント辞典を読んで勉強する。
- 「皆が良い」というロングセラー本を読むこと。今年は、自分が気に入った本ばかり選んでいて、名作と言われる本を避けてきた。
その他、感想
- ボランティアに所属してよかった。絵本に触れること、子供たちと関われることが楽しい
- 10年振りに子供と話した。「子供ってそういえばこうだよな」という感覚を思い出してきた。人間らしさを取り戻してき感じ。
- 月1の活動だと思って参加したけど、全体集会や発表の練習などで月1以上は活動している。自分の仕事やプライベートとうまくバランスを取ろう。細く長く活動していきたい。
絵本について
1年活動を続けて、好きな作家や好きな絵本の特徴が分かってきました。
好きな絵本作家
ミロコマチコ
- 「けもののにおいがしてきたぞ」という本で知りました。 この絵本、内容はよく分かりませんでしたが、読み聞かでは子供たちに大人気でした。
- この記事を読んで、さらに好きになりました。 www.1101.com
長新太
- 「ないた」という絵本で知りました。すごく深い本だなと感じました。
- 背景にピンクなどを使います。そんな色使いが好きです。
五味太郎
- 幼稚園のときに買ってもらった本で、知りました。 「まどから おくりもの」という仕掛け絵本です。読み聞かせボランティアに入るまでは、絵本作家は五味太郎しか知りませんでした。
- 悪ガキや変なオッサンなど変わった人を描くのがうまいと思います。
- 作品数が多いことに、びっくり。
- 大型絵本で「金魚が逃げた」を読んだとき、こんなにも子供は喜ぶのかと驚きました。
谷川俊太郎
- 外国の絵本でいい文だなと思うと、だいたい谷川俊太郎が訳しているように思います。
荒井良二
- 「ぼくのきいろいバス」という本で知りました。
- ほんわかした絵が好きです。「黄色」をよく使う絵本が多いように思います。
ピーター・ベントリー
- 「おうさまジャックとドラゴン」で知りました。この本はいずれ買いたい。
ジョン・バー人ガム
- 「いつもちこくのおとこのこ-ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー」で知りました。
- 絵がかわいいのと、ちょっと皮肉が入っているところが好きです。
デイビッド・シャノン
- 「じてんしゃにのる アヒルくん」で知りました。
京極夏彦
- 怪談えほんシリーズの「ことりぞ」で知りました。こんなに怖い絵本があるんだ、あっていいんだと思った絵本です。 「絵本なんて子供の読むものでしょ」と思ってる大人に読ませたい。
好きな絵本の特徴
絵
- 油絵のようなタッチ、ダイナミックなもの
- 輪郭がはっきりしているもの
- 背景は白より、何か塗ってあるもの
話
- ストーリー性があるもの
- 少年が成長していく物語、冒険してワクワクするような物語
- 韻を踏んでいて、声に出したくなるような言葉