PyConとは
- Python Conference
- 2003年から全世界で開催されている
- 日本版(PyConJp)は2011年から開催されている PyCon JP イベント主催事業 — PyCon JP
PyConJp2018の概要
- 9/17〜9/18開催
- 大田区産業プラザ(京浜蒲田)
参加費
- 参加費は高い?Patronは40000円
- Buisinessで参加しました
スポンサー
https://pycon.jp/2018/sponsor * テックビューロ: Diamond * メルカリ: Gold * GROOVE X: Gold 仮想通貨は儲かっている?
基調講演、招待講演
- Kaufmann Manuel
- 磯 蘭水
- 中山 浩太郎(東大の松尾さんが欠席になったため)
通常講演、Lighting Talk
https://pycon.jp/2018/event/conference https://pycon.jp/2018/event/sessions * 講演のレベルが、Beginner, Intermediate, Advance, Allの4つ * 講演は5〜6会場
PyCon2018 Tutorial
参加したきっかけ
- 今までカンファレンスに参加したことがなかったので、参加してみたかった おもしろかった講演
Kaufmann Manuel(基調講演)
https://www.youtube.com/watch?v=KwmF5wyY2C4 車で旅行しながらPythonを南米に普及させた熱い男の話(Python Argentina) モチベーションが上がる講演だった。 以下、メモ * コミュニティに恩返しをどのようにすればよいか? * 車の中にベットを作り1人旅行して、広める。→ 彼女に振られた。 * ヤギに車を壊された * ジャグリングも学んだ * プログラマだけでなく人。coding,coding,codingだけではダメ。
REST API に疲れたあなたへ贈る GraphQL 入門
RESTの問題
GraphQL
- RFCドラフト
- RESTの次に来る
- クエリ言語
- 型指定可能
- クライアントが必要なものだけをリクエスト
- AWSのAppSync便利
- ドキュメントの自動生成
- Queryの実行環境がある
- APIのたたき方はAppSyncで確認できる
感想
- AppSync便利!
- AppSync以外でGraphQLを使うには?
- 招待講演する?
メルカリにおける AI 活用事例(千葉 竜介)
https://pycon.jp/2018/event/sessions
- マイクロサービス化している
- アノテーション済のデータがある
- BigQueryで誰でも分析できる
- 商品の重さ推定、商品の値段設定、違法出品を見つける
- 機械学習基盤
- モデルを設定ファイルでデプロイ
- モデルの管理(バージョン管理)
- KubernetesでContainerによる再現、
- Componentの再利用
- 画像検索
- Feature Extraction
- Deep Nueral Networksの中間層のベクトルを利用する
- Faiss: Facebook AI Research
- 量子アニーリングマシン
- D-Wave
- QUBOの最適化問題(Quadratic unconstrained binary optimization)
- 最適化問題
- Graph Golf
- 最適化カット
- https://tech.mercari.com/entry/2018/09/11/171607
niconicoにおけるコンテンツレコメンドの取り組み
https://pycon.jp/2018/event/conference
自己紹介
類似生主レコメンダ
- トピック分布
- sklearn : Latend Dirichiet Allocation
- perplexity
- spark
- CountVecotrizer
- Pipeline
- トピック数を25個としてモデルにした
- タグ関係ツリー:親子関係がある
- 共起度、シンプソン係数
タグレコメンダ
Sparkで10分間で計算する
リアルタイムレコーダ
Jubatus: PFN×NTT
-
レコメンダコーディネータ
レシピ:yaml
InfluxDB, Grafnaでクリック率の可視化
API: Tornado
Docker, Kubernetes Cluster
モデルのデプロイ方法
redisに格納
サービスの監視
DataDogで監視、Slackに通知
質疑応答
現状モデルのバージョン管理はできていない。バージョン管理していきたい。
感想
知らない単語がいっぱい出てきた
- わからない言葉はたくさんあったけど、退屈しない講演で、充実した時間だった
その他聴いた講演
東大松尾研流 実践的AI人材育成法
PyCon JP における子ども向けワークショップの活動事例と実施の意義
自分が欲しいものをPythonで書く方法(Python for Myself)
「Pythonでやってみた」:広がるプログラミングの愉しみ
聴いていなけどおもしろそうな講演
実践・競馬データサイエンス
Pythonistaの選球眼(せんきゅうがん) - エンジニアリングと野球の目利きになる技術
RustとPython
料理やグッズ
グッズ
- Tシャツ
- pandasチートシートが掲載されたクリアファイル
- 便利!
- 各企業のステッカー(zen of pythonなど)
カバン
料理
おいしい!豪華!
- おやつのクッキーにPythonのロゴが付いている
- ペットボトルのラベルにPythonのコードが書いてある
企業ブース
翔泳社の書籍が20%オフ * zozoスーツ購入可能
その他
- 会場のWi-Fi速い
電源タップあり
興味ある講演が満席問題
人気がありそうな講演(競馬や選球眼など)は、ほとんど満席になる。
- 人気な講演はサテライト会場で視聴できるが、どの講演がやっているかは分からない
- 聴きたかった講演が聴けない!
- 会場Aに行くが満席→会場Bへ行くが満席→人気だからサテライトやっているかも。サテライト会場へ行くが、やっていない。そのまま興味ない講演を聴く
対策: 人気のありそうな講演を聴く場合は、あらかじめ前の時間帯から会場に座り、興味ない講演を聴いていた。なんだかなー
全体の感想
- Youtubeに動画がアップロードされているなら、参加しなくても良いかな。。。聴きたい講演も聴けなかったし。。。
- とはいえモチベーションは上がった
- PyConに参加する前までは、カンファレンスは上級者が参加するものだという考えだったが、むしろ初心者が参加すべきだという考えに変わった。
- 来年のPyConはたぶん参加しないけど、Python以外のカンファレンスには参加してみたい!
初めてIT系のカンファレンスに参加しました。
今まで私は、IT系のカンファレンスを学会のようなものだとイメージしていました。最先端の技術に関する発表が多く、その技術に関して熟知していないと、参加しても理解できない、と思っていました。
しかし、PyConは初心者向けや全体向けの発表が多く、Pythonの基本的な知識(構文やライブラリの概要)を知っていれば、十分理解できました(PyConの講演のレベルはBeginner, Intermediate, Advance, Allの4つだが、Advanceは1つしかなかった。ただし、Advanceにすると参加者が少なくなるとか、これくらい知っていて当然だよね、という理由からBeginnerやAllが多いのかもしれない)。
なので、IT系のカンファレンスは、技術に熟知している人よりも、技術にそれほど詳しくない人や、これから詳しくなりたい人が、参加した方が良いと思いました。これから学ぼうする人にとっては、すべての講演が新鮮で、開発や学習のモチベーションが上がると思います。逆に技術に熟知している人は、既に知っていることがほとんだったりで、カンファレンスに参加しなくてもWeb上の記事を読むだけで済むのではと思いました。
来年のPyConはたぶん参加しないと思います。理由は①Youtubueでライブ配信されるので、わざわざ東京に行く必要がない、②席の関係で興味ある講演が聴けない可能性がある、③参加費が高い、です。今回の支出は、交通費20000円、参加費15000円、宿泊費8000円の合計43000円です。会社が出してくれたので問題はないのですが、それでもやっぱり高いと思います。その変わりPyConではなくScalaMatsuriやHTML5 Conferenceなど、Python以外のカンファレンスに参加してみたいです。