もうすぐ3歳になる息子は左手でペンを持っている。もしかしたら左利きなのかもしれない。
私は左利きは全然構わないと考えている。しかし親世代だと左利きを右利きに矯正すべきだという考えているかもしれない。 そのときにちゃんと説明できるよう、左利きを矯正すべきかどうか、頭の中を整理する目的で記事を書く。
事前情報
- 私は完全なる右利き。
- 息子はもうすぐ3歳。
私の左利きに対するイメージ
- 天才肌な感じ
- かっこいい
読んだ記事
脳内科医の話
- 日本社会はほとんどが右利き用に作られている
- 矯正すると、左右失認や吃音省になる恐れがある
- 左利きの人が右手を利用すると左脳が刺激されて良い。ただし10歳以降。
社会圧の話
- すべて同意。
- 両手利きなら良いということでもない。
そして、「無理な矯正はよくないけど、両手利きにするのはいいのでは?」という考え方もあります。親がそう考えることもありますし、先生、祖父母、親戚などにすすめられることもあります。でも、これは一見問題ないように見えますが、実は注意が必要です。親は「できたら両手利きに」と思っても、子ども自身がその必要性を実感することはまずありませんし、子ども自らが「是が非でも両手利きになりたい」という強いモチベーションを持つことなどありえないからです。
ママの声
- 左利きでも全然困っていないと感じている人はいる
記事を読んだ上での私の考え
- 日本では左利きの人が不便なのは事実。でも右利きに変えなくてはいけないほど不便かは分からない。
- 息子が大人になったときに、私に向かって「なんで右利きに矯正してくれなかったんだ!」と怒るほどの不便さはないはず。
- 矯正するのはストレスを与えること。
- もし右利きに矯正させたいなら、右利きである自分も左利きに矯正しないと、左利きと右利きで対等でないと思う。不平等。
- 本当に不平等なのか?もっと深く考えた方がよさそう。
- 不便になるかもしれないと思って、親が先回って対策するのは良くないと思う。子供が「左利きだと不便。右利きに直したい」と言ってから、親が動くべき。
- 何故親が先回りするのはよくないのか?どんなときに親の先回りが許容されるのか?もう少し考えた方がよさそう。
- 左利きが不便な社会なら左利きでも不便にならない社会を大人が作るべき。難しいとは思うけど。
- 左利きは個性。個性を親の都合で変えるのはおかしい。少なくとも私は親にそんなことされたら嫌だ。
- 他にも親の都合で個性を変えていないか?本当に左利きは個性なのか?もう少し考えた方がよさそう。
親から右利きへ矯正を仄めかされた場合のシミュレーション
- 親:ペンは右手で持ったらどう?
- 私:利手を矯正するのは子供にとってストレスになるから、そういうことは言わないで欲しい
- 親:でも将来左利きだと困るかもしれないし
- 私:不便かもしれないけど、利き手を変えなくてはいけないほど不便なことはないと思う。もしそんなことがあるなら社会を変えるべき。
- 私:不便だったら息子が自分で右手に変えるかもしれない。
- 私:左利きは個性。変える必要はない。